Digitech GSP-2101

凌です。 僕は今年20になる1994年生まれです。 1994年というとLUNA SEAの「ROSIER」がリリースされた年でもあります。

今回は、僕と同い年の機材を見つけたので、紹介しようと思います。

Digitech GSP-2101

f:id:nuppori_gt:20140318210936j:plain

f:id:nuppori_gt:20140318172911j:plain

1994年にDigitechから発売されたラック式マルチエフェクターです。 プリアンプには真空管を使っているので、歪みはアナログです。 有名どころでは、XのギタリスHIDE氏が使っていたようです。

仕様

1994年発売。 チューブプリアンプ・マルチエフェクター

重量…4.8㎏

サイズ…1U

プリ管…12AX7×2本

クオリティの高さ。

動画を見てください。 ピックアップはハムバッカーと思われます。

20年も前のものとは考えられないクオリティです。

どちらかというとアメリカンなサウンドで、 作りこみ方次第では今の音楽でも通用するのではないかと思います。

ラック式マルチの利点。

マルチエフェクターなので、これ一台でシステムを完結させようと思えば、完結できます。

また、これ一台持ってスタジオなり、現場のアンプのReturnにつなげばOKです。

もちろんMIDIフットコントローラーは必須にはなります。

POD HDシリーズや、ZOOM G7.1utなどの、 MIDIフットコントローラーとしても扱えるフロアマルチエフェクターでも制御できます。

フロアマルチの空間系、GSP-2101のプリアンプでシステムを構築することも可能なのです。

また、ラック式パワーアンプを自分で選んでシステムを組めるので、 システムのコンポーネントもできます。 今は、コンポーネントギターなど、ギター本体をカスタマイズすることが流行っていますが、 昔は、システムをコンポーネントすることが流行っていたみたいですね。

ラック式マルチの欠点。

利点があれば欠点はあるものです。

・フットコントローラーがないと制御できないこと。

・重い。

・アンプにSend/Returnがないと良い音質が望めない。

以上のことが、 ざっとですがあげられると思います。

音質や使い勝手、見た目のかっこよさ(感じ方に個人差有)と欠点を天秤にかけると、 僕的には全然許せます!

最後に。

アナログで有って欲しい部分はアナログで、 デジタルでもいいとこはデジタルにしていて、 非常に汎用性の高い機材ではないでしょうか。

現行品のGSP-1101はオールデジタルです。 プリアンプは、デジタルモデリングみたいです。

PODもあきらめて真空管つかったらいいと思うのですが、 LINE6のプライドが許さないんでしょうね(笑)

当時の最先端をいっていて人気だったDigitechの機材。 まだまだ現役で活躍できるのでは?